かねてから遊んでいた「自分のキャラでキャラクターセット風画像作り遊び」を利用して、pixiv factoryでマグカップを登録してみました。
https://nanashi1001.booth.pm/



↑この登録をするまでのデータの作り方や解説をしますね。

キャラセット風画像を「画像1枚につき5体」×「画像3枚」の状態にして出力する

今まで勉強しましたように、pixiv factoryでの入稿推奨サイズ「横3592x : 縦1496px」を満たすためには、着せ替えで出力サイズ5の画像を出力し、「横3600px : 縦1500px」の画像にすれば入稿できることになります。

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キャラセット風の画像を少し短くして3枚繋げればいけそうです。
上の画像はキャラセット風やってる最中に試したサンプル画像なので、改めてキャラセット風を完成させた画像から、好きなキャラを選んで画像を切り出したいと思います。

キャラセット風画像から「横0.8:縦1」の画像を切り出すサンプルを作る

wakuMagcup3mai_480x600

  ↑
このMODを利用して、キャラセット風に「横0.8:縦1」のMODをかぶせ、キャラを選んだり位置を調整したりします。

clip_3 clip_5 clip_4
MODをかぶせたりはずしたりして位置調整を行ったのがこちら。↑

元々一人につき小8体いるキャラのうち4体までしか残せないので、残したいキャラを選んで4体密集させます(ExportとImportで行います)。
必ずしも「大キャラの位置は変えない」にこだわる必要はないです。「自由に配置できるパーツ」を利用して配置したボールなどはキャラの移動に追従しませんので、むしろそこに合わせて大キャラやMODの位置を動かすほうが楽です(赤い画像の例)。

余白などを考えて、これでいいかなーと思ったところで、この状態のまま、出力サイズ2のまま、一旦画像出力をしました。
そしてMODの横幅に合わせて3枚の画像をそれぞれ横を切って、3枚の画像を接続してサンプルにします。

clip_1
ちょうどよさそうです。
これはblog用に縮小もしてるのでもっと小さいんですが、とにかくこれを入稿するわけではないので小さくてOKです。この状態で「ん、OKだな」と思ったら、今度は入稿用画像の出力をします。

入稿用画像の作成。キャラに太枠を付ける

アクリルキーホルダーの時も言いましたが、自分は高解像度用出力をする時は、外周線は少し太くなってるほうが視認性が上がってかわいくなると思うので、今回もそうします。

Kisekae Tips 1001 : 効果タブで「キャラの外周の線を太くする」手順&Export
http://kisekae1001.blog.jp/archives/7336887.html


これに従って、「マグカップ用キャラセット風3人分」のセーブデータの効果タブでキャラ全員の外周線を太くします。

今回は、上記の記事と違ってこんな値にしてみました。


画面上(ズーム0%)ではガビガビですが…
clip_8

出力サイズ5で出力するとガビガビになってないので大丈夫です。
clip_12

このようにして
●キャラの外周線を太くして
●見本用MODを外し
●出力サイズ5で

PNG出力をします。×3人分。

photoshopなど外部エディタで画像一枚につき「横1200px × 縦1500px」になるよう横を切断し、3枚の画像を接続する

clip_11
こんなふうに接続します。
上で作った「サンプル」を「横1200px × 縦1500px」に拡大しておいて下敷きにすると、位置調整に便利に使えました。
この3枚接続した画像の原寸が「横3600px : 縦1500px」です。

photoshopなど外部エディタでホワイトバランスを調整する

すっかり忘れてたんですが、自分が作ったキャラセット風画像は、「自由に配置できるふきだし」による白背景やキャラの白いシャツが、真っ白(#FFFFFF)ではありません。白に近い灰色(#F5F5F5)なんです。

自分はパソコンであんまり真っ白い(#FFFFFF)画面を見ていると目が痛くなるし、白に近い灰色(#F5F5F5)が好きなんでそれでいいと思ってたんですが、これは印刷用なので、できれば#F5F5F5といった灰色の値より、白であるなら#FFFFFFであるほうが何かと都合がいいです。

しかし今からキャラセットいじりなおすのはしんどいので、自分はphotoshopで調整することにしました。
調整レイヤーのトーンカーブで、白スポイト機能を使ってさくっと自動調整。


white
上の画像と比べて、白に近い灰色(#F5F5F5)の部分が真っ白(#FFFFFF)になりました。
全員分のシャツや靴下なども真っ白(#FFFFFF)になったのでお手軽調整。

この状態でレイヤーを結合し、一枚のPNGに出力すれば、入稿用画像の完成です。

pixiv factoryでマグカップ入稿

magcup_preview1


magcup_preview2


magcup_preview3


こんな具合で入稿完了です。

boothでオンデマンド販売登録

その後boothでオンデマンド販売登録をすることで、第三者の方でも購入可能なようにデータ登録をすることができます。
その例がこちら↓

[マグカップ01] キャラセット風画像 3枚連結案 (青赤黄)
https://nanashi1001.booth.pm/items/793358


なお、例によって買いたい場合に本当に必要になる総額は、pixiv IDとパスワードを入力してログインした状態で、ぽちって、住所・氏名・電話番号を入力した、その次の画面まで行かないと分からないという仕様ですが、「pixiv factoryで登録したマグカップをboothで買う場合の必要最小総額」はこんな具合です。

clip_9


正しい内訳は
[マグカップ制作費] 1720円
[強制Boost最少額] 200円
[送料] 540円
────────────
[合計] 2460円

です。

【結論】 キャラセット風画像からマグカップ作り、楽しいですよ

以上、ざっと試してみました。
自分は場所を取るものの実際の作成・購入はちょっと躊躇っていてまだ考え中なんですが、とりあえず「こんなふうに画像作って登録してみたらキャラセット風画像から同人グッズ作成ってできそうだな!」の実践例としてここまでやってみました。
興味ある人は買ってみてください…というより、みなさんもグッズ登録してみてください。

clip_30




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Kisekae Tips 1001
ぽち公先生作のFlashゲーム「みんなの着せ替え!」のいちファンです。

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